4. 梅林寺銅鐸 出土地 出土年 京都府与謝郡野田川町比久尼城 享保17年(1732)4月 形式(島根埋文) 文様(島根埋文) 高さ 突線鈕5式 近畿ⅣC 107 特徴 江戸時代に、梅林寺の近くの比久尼城から出土したと伝えられる銅鐸である。銅鐸は、鈕が吊手としての機能を失う過程に従って4型式に大別できるが、本鐸は、そのうち最も新しい突線鈕式に属する。さらに細かくいえば、突線鈕式の中でも最も新しい5式に比定できる。この段階になると、全長1mを越える大型になり、身には突線と呼ばれる太い線が縦横に飾られるようになる。この梅林寺所蔵鐸は、同型式の銅鐸の中でも保存状態が非常に良好であり、当時の鋳造技術を考える上でも極めて貴重な資料である。弥生時代後期(3世紀)重要文化財 参照元 京都国立博物館(https://www.kyohaku.go.jp/jp/syuzou/meihin/kouko/item07.html) 2012年4月 丹後郷土資料館展示風景 メディア掲載 2012年4月27日 京都新聞