復元銅鐸鋳造工程

梅林寺銅鐸復元 2012年

独自技術、多品種、考古学的な知見が必要な銅鐸及び古代青銅器の復元鋳造鋳を行います。

  工程 作業内容 写真数
1 測定・写真撮影 撮影、計測、合金比分析等行う 4
2 製図 修復部分などを考慮しながら図面製作 2
3 石膏型の製作 石膏とプラスチック板で模様なしの型を成形 15
4 外型作り(1)模様無 木型に水ガラスと砂の混合剤を炭素ガスを用いてブロック化する(炭酸ガスによる砂型硬化法)。 30
5 内型造り(1)模様無 基本的に外型2つと内型1つ 49
6 外型彫刻 外型の内側に竹べらで模様をつける 4
7 湯口作り 溶かした金属を注入する注ぎ口を作る 8
8 鋳造 外型と中型を合わせ、注ぎ口から溶かした金属を注入する 54
9 離型剤塗り 剥離剤を塗る 7
10 外型作り(2) 外型作り(1)と同様 20
11 内型作り(2) 外型作り(1)と同様 24
12 重量・細部彫刻 原形を考えながら細部彫刻を施す 5
13 本鋳造 銅、錫、鉛、亜鉛などの合金比を調整して原品同等成分に限りなく近づけた青銅を鋳型に流し込む 27
14 仕上げ 鋳口、バリ取り、着色を施し、写真、複製品と照合しながら仕上げを行い完成。  

「銅鐸を復元したい」というご要望にお応えいたします。銅像・胸像製作のご予算に応じて、ご相談から施工設置まできめ細やかに対応させていただいております。

所有者の許可なく復元出来ないため、個人用は基本的にご依頼いただけません。
博物館、教育委員会、所蔵寺院などが対象となります。来館記念のお土産(レプリカ)やイベントでの銅鐸復元の実演を行います
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電話:075-956-0789
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